使用頻度が低くても捨てられない、趣味や思い出の品3つ
「『いつか使う』は来ないから、今使っていないものは捨てましょう」
断捨離するときによく言うフレーズです。
しかし、すぐに使うことはなくても、ときどき使いたくなることが必ずある。
私にとってのそんな存在を3つ(種類)紹介します。
1 画材
今はほとんど描かなくなりましたが、もともと絵を描くのが趣味で、中学時代は美術部(という名の漫研っぽいゆるい部活)でイラストを描いていました。
写真のペンの大半は、中学時代にお小遣いやお年玉で頑張って買ったコピックです。
高校時代はデジタルイラストがメインになったので、ほぼ買い足していませんが、10年以上経った今でもインクが出るペンがこれだけあります。
特に肌色は試行錯誤して好みの色を探したな・・・。
当時から色の好みは変わってしまったけど、今も年に何回かはイラストを描きたくなるタイミングがあるので捨てられません。
もし手放すとしたら、完全にデジタルイラストに切り替えられたとき。
しかし、フルタイムで働きながら未知のソフトを使いこなせるようになるには、かなりのやる気と情熱がなければ難しいと思っています。
(学生時代使っていたソフトは古すぎて今のOSには対応していないはず。それに当時、1枚の絵の色塗りに8時間くらいかけていました。時間のある年代だったからこそできたことです・・・。)
そんな感じでわりと消極的な理由で持ってはいるのですが、やっぱりコピックで色塗りするのは楽しいし、いろんな色のペンがあるのを見るだけで、やっぱり嬉しくなるのです。
好きなものは見えるところに置いておきたいし、見えるところに置けば、絵を描きたい気持ちももっと湧くようになるかも。
そう思って、最近ペンたちを隠す収納から見せる収納に切り替えています。
2 電子ピアノ
KORGの電子ピアノは、一人暮らしを始めて半年後くらいに買ったもの。
ピアノは高校まで習っていました。
やめてからはあまりピアノを弾かなくなったのですが、時々(月1~2くらい?)弾きたくなることがあります。
一人暮らしを始めて半年間は我慢できましたが、帰省して実家のピアノを久しぶりに触れたら、やっぱり気軽に弾きたいな、と思って。
ピアノを弾きたいという欲求をいつでもかなえられるようにするためには、家にピアノを置いておくことが、私にとっては必要でした。
ピアノは場所を取るし、安いものではありません。
しかしこのピアノは奥行きも小さいし(30cmくらい)、白くて壁になじむので、6畳の部屋に置いても圧迫感がなく気に入っています。
スタンドやら椅子やらフルセットで5万円以内には収まったはず。
いろんなメーカーのを試し弾きしましたが、値段の割には音もいい。
KORGおすすめです(宣伝になってしまった)。
3 思い出の品
卒業アルバムや中学以降に描いたりもらったりしたイラストなど。
立てた状態でだいたい幅30cmくらいに収まる程度の量です。
一人暮らしを始めるときに、自分にとって最低限だと思う量を間引いて持ってきました。
アルバムも普段は全然見ませんが、時々思い出したときに見返すと、結構面白くて、当時の思い出がよみがえるので捨てられません。
特に妹がうちに遊びに来たときは、アルバムを見ながら非常に盛り上がりました。
小学校以前の絵や小さい頃の写真など、持って行かなかったものは実家で親が管理しています。
まだ実家に住んでいたころ、思い出の品も結構捨てたので(文集とか)、残っているものは絵と写真がメイン。
ここ1年くらいは、母も持ち物を減らす方向で家を片付けているので、物置にしまいっぱなしだった小1の頃の絵なども引っ張り出してきたようです。
母が特に気に入っている絵はまた飾るつもりだそうで、嬉しい限り。
もはや自分のものというより、実家のものですね。笑
趣味のものや思い出のものを捨てる基準
使用頻度は低いけど、必ず使うと言い切れるし、それを使うことによって楽しい気持ちになれるもの。
そういうものを、すぐ使うことがないからと、捨てる必要はないと思います。
もちろん、量を最低限におさえることは必要ですが・・・。
今回挙げたような、趣味のものや思い出の品は、使用頻度が低くても捨てられないものの代表格だと思います。
そういうものを残すか捨てるかの基準は、
「使っているとき本当に楽しいか」
「使っていないことが重荷になっていないか」
ではないかと思います。
例えば、ピアノはかさばるけど、弾いているときは楽しいし、必ず弾きたくなるタイミングがあるのは分かっているから、弾かない日が続いても罪悪感がないです。
すぐに使うわけではなく、なくても生活には困らないけれど、あることで人生を楽しくしてくれるもの。
そんなものを自分で選び取って、大事にしていけるといいですね!