SNSを手放す~Facebookをスマホから削除しました~
使いこなせれば便利だけど、「SNS疲れ」という言葉をよく聞くなど、面倒に思う人も少なくないSNS。
今日はFacebookのアプリをなかば勢いで削除したので、その話です。
1 なぜSNSのアプリを削除するの?
①何気に時間を取る
これが最大の理由だったりします。
暇なとき、なんとなくスマホを開いて、でも別にやりたいことがあるわけでもないので、時間つぶしにSNSのアプリを開く。
更新を心待ちにして、すぐに投稿を読みたい人や記事があるわけじゃないのに、一日に何度もSNSを開いてしまうのです。
タイムラインを確認するだけなら、1回あたりの時間は短いかもしれませんが、それを一日に何度も繰り返すと、チリツモで時間が長くなってしまいます。
②人の幸せを素直に喜べない、歪んだ心を自覚させられる
ちょっと自虐的なタイトルにしてみました。
Facebookとかインスタにありがちな、結婚とか子供が生まれたとかの報告を見たときが代表例です。
そういう時何が不快かって、投稿主の幸せそうな様子じゃないんです。
それに嫉妬や焦りを感じるけど、それを認めたくなく、ただ心がチクンと痛んでいる自分自身に、なんとも嫌な気分になってしまうのです。
「人の幸せくらい素直に喜べるようになりなよ!」って言う方もいるんでしょうけど、それができれば苦労しません。笑
リア充投稿をあえて見て、心を乱す必要はないと思います。
2 今まで使ってきたSNS達
GREE・・・高校時代に友達から誘われ登録。ただし携帯代は親持ちで、ネットの定額プランにも入っていなかったので、ほとんど使わず退会。
mixi・・・まだ招待制だった頃に登録。そのうちTwitterの時代になり使わなくなり、最近思い出して退会。
Twitter・・・大学時代後半に一番使ったSNS。しかし社会人になると、つぶやくのは一部の人だけになってしまいました。
投稿する人がいるのでタイムラインはちゃんと流れていくのだけれど、投稿を追うのに時間がとられるのが嫌になってきて、1年ほど前にスマホからアプリを削除。
アカウント自体はまだ持っています。
Facebook・・・一番やっていた時期が就職と重なったので、友達登録は多いけど、今では疎遠になってしまった人も多い。
アプリは削除しましたが、アカウントは持っています。
LINE・・・もはや欠かせない存在。SNSというより、もっぱら連絡ツールとして活用。
Instagram・・・SNSでの人付き合いとかが面倒だったので、ひっそり始めて、フォロー・フォロワー共に少ない状態で継続中。
その時々の有名どころをやっているという感じです。時代を感じますね。笑
3 私と周りの人のFacebook事情
さて、今回スマホからは削除したFacebookですが、かなり前(年単位)から一切投稿はしていません。
たまにいいなと思った投稿に「いいね!」するのみです。
どのSNSでもそうだと思いますが、時間が経つにつれて、投稿する人は一部の人だけになっていきます。
私が友達登録している人の多くは会社員ですが、会社員の人たちの投稿はほとんど見かけません。
本名でやることによって、自分の行動や私生活がばれることへのリスクが、メリットをはるかに上回っているのだと思います。
それに、SNSに仕事のことを投稿しないように言っている会社も多いのではないでしょうか。
情報漏えいとかあるといけないので。
Facebookに投稿している人は、職業柄、自分を前面に出していくことがメリットにもなる人が多い気がします。
Twitterでもそうでしたが、一部の人の投稿ばかりのタイムラインになってしまうと、タイムラインを追うのが楽しみというより、暇つぶしや義務感で、なんとなく流し読みするだけになってしまいます。
(TwitterとFacebookではユーザーの傾向は全然違いますけど、ずっと投稿を続ける人の属性にある程度偏りが出ることは同じかなと思っています)
私個人としては「もういいかな」と思ってしまいました。
4 SNSとのちょうどいい距離感を探ろう
こうして、今スマホに残っているSNSは、ラインとインスタのみになりました。
どちらも使う目的を決めて、余計な機能や必要以上のフォローには手を出さないようにしているので、やっていて疲れることはありません。
(ただし、インスタは気が向いたらアプリを削除するかもしれません)
SNSをやっていると、広い世界とつながっているような気分になれるかもしれません。
しかし、そこに盛んに投稿しているのは、一部の人だけ。
広いようでいて、実は狭い世界なのではないかと思います。
「このSNSをやって、日々情報をチェックしていないと、世の中から取り残される」なんてことは、実際はないのではないでしょうか。
世の中の情報は、SNSに載っているものだけが全てではないのです。
情報がいくらでも手に入り、楽しい気分にさせる情報も、嫌な気分にさせる情報も、上質な役に立つ情報も、デマやフェイクニュースも、全部一緒に流れてくる時代です。
ありきたりな話ですが、押し寄せてくる情報との距離感を自分なりに考えて、取捨選択していくことが求められているはず。
SNSを楽しく上手に使えている人は問題ないですが、そうではないアプリがもしあるのなら、一度その付き合い方を考えてみるのもよいかもしれません。