自分は何を欲しているのか、掘り下げてみる。
なんか気持ちがモヤモヤしているとき。
現実逃避したいような気分になっているとき。
そんなときは、そのモヤモヤの元に何があるのかを思いっきり掘り下げてみます。
気持ちを掘り下げるための準備で、必要なのはたったこれだけ。
・落ち着ける環境・・・場所はどこでもいいですが、居心地がよく、うるさすぎず、長居しても周囲の目が気にならないところがいいです。
私は座席数多めで、騒がしくないカフェ(できればベーカリーカフェ)に行くのが好きです。家でやることもあります。
・筆記用具・・・なんでもOK。
外であれば、いつも持ち歩いている手帳とシャーペンを使っています。
あとは思いつくまま自由に書くだけ。
文字でも、絵でもOK。文章でも単語でも。
朝起きてすぐ、心に浮かんだことをノート3ページ分ひたすら書くという「モーニングページ」というのがありますが、それを不定期に、自分がやりたくなったタイミングでやるような感じです。
書いていく中で、気になるもの、心に引っかかるものについて、「なぜ?」「どうしたい?」と考えていくと、より核心に迫りやすいかも。
さて、ここからは今日の自分の話です。
ここ数日感じていたモヤモヤの正体を知りたくて、通勤途中にあるベーカリーカフェで美味しいパンを食べつつ、手帳に好き放題書きながら思考していました。
最近、「古民家」へのあこがれがすごいのです。
古民家そのものも素敵ですし、そこで繰り広げられるライフスタイル(の妄想)も込みでいいなあと思う。
じゃあなぜ、古民家暮らしにあこがれるのか?思いついたことを書き連ねてみました。
↓実際に手帳に書いた内容です
・うす暗さがほどよい室内 ・茶色 ・大事にうけつがれてるかんじ
・素朴な和食 ・←に合う和食器 ・プチ菜園
・ゆっくりしたペース ・おちつき ・やすらぎ
・natural ・山や海が近い ・手しごと ・あったかい交流 ・えんがわ
・ヨガとかしたい ・ヨコのつながり ・いつまでもぼーっとしてていい
思いつくまま手書きしているので、難しい漢字はほとんどない。笑
まるで人生に疲れた人みたいになっていますが、割とストレスの少ない環境で生活できていると思っています。
それでもわりと頻繁にこういう思考が出てきます。
もっと昔の、身分の高い家に生まれていたら、きっと出家してただろうと思う。笑
一通り書いてみたら、量が多いと感じたので、特に大事だと思った部分にアンダーラインを引きました。
そこでひらめきました。
私が欲しているのは、「生きてるという実感」なんだと。
イメージとしては、朝カーテンを開けて、青空を見ながら朝日を浴び、新鮮な空気を吸って、「生まれてきてよかったー!!」と心から思う、ような感じです。
論理が飛躍してしまって、古民家とどう関係があるんだよと思われるかもしれませんが、
人や自然とのつながりを感じながら、心安らかに自然体で生きていけたらいいなぁという願望が投影されたのが、古民家生活のイメージだったのだと思います。
その生活から得られる(と想像した)のが、生きてると実感できる心の底からの満足感、充足感だったということです。
本当に求めているのは精神的な充足感だったのに、私は物質的なモノや、不確実な将来(仕事や家庭)の理想にばかりとらわれて、モヤモヤしていました。
持ち物のすべてをお気に入りのモノで固めたからといって幸せになるとは限らないし、やりたい仕事につけたり好きな人と結婚できたりしても、それが幸せのゴールではないのに、です。
それを踏まえて、どうしていけばいいのかという部分はまだ考えがまとまっていませんが、自分のモヤモヤの原因や、本当に求めていたことが何だったのかが分かっただけでも、すごく有意義でした。
たまにはじっくりと、脳内を整理するのもいいもんです。