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いらないスマホなどの小型家電は回収してもらおう!東京オリンピックのメダルにリサイクルしてくれます

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使っていないのに家に置きっぱなしになっていた古いスマホiPod

 

前回の記事で、小型家電の回収に出して処分すると書きました。lifeisanadventure.hatenablog.com

 

回収してもらった家電は、東京オリンピックパラリンピックのメダルの材料として使ってもらえます。

これなら、

・家電はプラスチックや金属が混ざっているので、どう分別したらいいかわかりにくく捨てづらい

・完全に故障していないものだと、捨てるのにちょっと罪悪感がある

・(スマホなら)ショップで回収してもらえるけど、持って行くのが面倒だし忘れる

というようないらない家電たちも、思い切って捨てる決心がつくのでは?

 

そう思ったので、このキャンペーンを紹介してみることにしました!

 

 

正式名称は「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」

 

東京オリンピックパラリンピック組織委員会がやっているキャンペーンです。

 

小型家電を全国で回収し、そこから抽出したリサイクル金属を使ってメダルを作ります。

過去にもメダルの原材料の一部としてリサイクル金属が含まれた例はありましたが、国民が参画し、メダル製作を目的に小型家電の回収を行い、集まったものから抽出された金属でメダルの製作を行うプロジェクトは、オリンピック・パラリンピック史上、東京2020大会が初めてとなります。

とのこと。

ただ、家電製品1個あたりに含まれている、メダルの材料になる金属の量って結構少なそうなので、たくさん集めなければならないでしょうね!

 

ちなみに、回収は2019年春ごろまでを予定しているそう。

材料が十分集まったら終了になるようなので、捨てたい家電があればお早めに。笑

 

どこで、何を回収してもらえるの?

 

1 ドコモショップ

 

回収品目:使用済み携帯電話・スマートフォンタブレット

回収場所:「お近くのドコモショップで」とあるので、全国どのショップでも受け付けてもらえるようです。

 

メリット:気軽に持って行ける(特にドコモユーザー)

デメリット:回収してもらえる品目が少ない

 
2 全国の自治体での回収

プロジェクトに参加している自治体と、参加していない自治体があるようです。

お住まいの自治体が参加しているかは、こちらをチェック↓

参加自治体・認定事業者 | 都市鉱山から作る!みんなのメダルプロジェクト

 

回収品目:使用済み携帯電話、パソコン、デジタルカメラ等(主に小型家電リサイクル法に基づく28品目)

28品目って具体的に何?と思って調べましたが、28「品目」というのは、28「ジャンル」のことであるらしく、具体的にはエアコンと冷蔵庫以外のほとんどが該当しそうです。

ただし、その中で何を回収してくれるかは、自治体によって違うので、お住まいの自治体の情報をチェックしてみてください。

 

回収方法:自治体によりさまざま

公共施設に回収ボックスを設置していたり、拠点となる施設に持って行くと引き取ってくれるようなところが多そうです。

また、自治体の分別方法に沿って捨てたごみの中から、プロジェクトの対象となる品目を選別してくれているところもあるようです。

 

メリット:回収してくれる品目が多い

デメリット:公共施設のボックスや持ち込みでの回収の場合、土日祝や夜間は開いていないことがある

 

3 郵便局

 

回収品目:使用済み携帯電話・スマートフォン

回収場所:全国約3000か所の郵便局

具体的な場所はこちらをご覧ください↓

地球と共に - 日本郵便

 

メリット:ドコモユーザー以外も気軽に持って行ける

デメリット:携帯とスマホしか回収してもらえない

 

4 宅配回収

 

回収品目:使用済み携帯電話、パソコン、デジタルカメラ等(主に小型家電リサイクル法に基づく28品目)

回収業者:リネットジャパン(株)

【国認定】パソコン無料回収・処分・廃棄ならリネットジャパン

こちらの宅配回収を利用すると、回収した家電製品は自動的にメダルプロジェクトに利用されるようです(申し込みフォームの下の方に書いてありました)。

 

メリット:回収場所まで家電を持って行かなくてすむ

デメリット:送料などの費用がかかる場合がある

(無料回収してもらえる場合が多そうではあります。具体的にどういう場合に有料になるかは、リネットジャパンのホームページで確認してください)

 

回収してもらう際の注意点は?

 

1 返却は受け付けてもらえません

 

当たり前といえば当たり前ですが。

中には「やっぱり必要だから返してほしい」という方もいらっしゃるのでしょう。

本当にいらないものを回収してもらうようにしましょう。人のものを勝手に捨てるのはもってのほかです。

 

2 データは自分で消去しましょう

 

キャンペーンサイトを見ていると、データはあらかじめ消去しておいてくださいと書かれています。

あってはならないことですが、悪意のある人が、回収ボックスのスマホを盗むことがあるかもしれません。

運んでいる間に落としてしまったりして、無くしてしまうこともあるかもしれません。

データをあらかじめ消しておいてと書いてあるということは、こういった万が一のことが起こっても、責任はとってもらえないということでしょう。 

 

特にスマホやパソコンには、自分のだけでなく、他人の連絡先などの個人情報も入っていると思います。

面倒ですが、データは消しておいた方がよいでしょう。

 

おわりに

 

捨てようと思っても、捨て方に困る家電製品。

いろいろな回収方法があって、オリンピックやパラリンピックの役にも立つことを知ることができたなら、重い腰を上げて、いらない家電を処分しようという気になるのではないでしょうか?

 

(補足)もっと詳しく知りたいという方は、組織委員会のページを見ていただくと詳細がのっています。

tokyo2020.org