Life is an Adventure!

今よりも、ちょっといい自分を目指したい。シンプルでおしゃれで、良質な毎日を送るための実践記録です。

捨てようか迷うものは、しばらく使わないで生活してみる

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捨てたいなとは思っているけど、手放すと生活が少し不便になりそうで手放せないものってありませんか?

 

私にとってのそれは、洗い物をした後に食器を水切りしておくためのマットです。

普通の布より、吸湿性・速乾性にすぐれた、水切り用として売っている製品です。

 

捨てる決心がつかないので、ためしにそれを使わないで、1週間生活してみることにしました。

 

 

 

なぜマットを捨てたいと思ったのか

 

そもそも、なぜ水切り用にマットを使っているかというと、洗いかごを使いたくなかったからです。

洗った食器を水切りするコーナーは欲しかったのですが、洗いかごだと場所を取ってしまいます。

かごや受け皿は時々手入れしないといけませんが、それができる自信もありませんでした。

布であれば折りたためるので場所も取らないし、洗濯機で洗えば簡単にきれいになるので、衛生的でもあると思い、マットを使うことにしたのでした。

 

しかし、実際マットを使い始めると、マットの上には常に食器が乗りっぱなしです。

調理をするときも、マットをたたむなどして調理スペースを空けるようなことはしなかったので、結局かごと同じくらい場所を取ってしまっています。

 

さらに、マットは1枚しか持っておらず、買い足しもしなかったので、同じものを長く敷きっぱなし。

情けない話ですが、一部黒カビが生えてしまったこともあり、衛生面も気になっていました。

家族がいれば迷わずマットを買い替えていたと思いますが、一人暮らしなのでそのまま使い続けていたのでした。

 

使わないチャレンジをする前に考えた、マットを捨てるメリットとデメリット

 

まずメリットは

①持ち物(今回はマット)を減らせる

②キッチンがすっきり見える

③食器をまめに片付けなければいけなくなるので、キッチンが片付いて調理スペースをたくさん確保できる

 

デメリットは、洗い物をしてすぐに食器を拭くことによって生まれる2つです。

①今までは食器を自然乾燥させていたのでほとんど拭かなくてよかったが、洗ってすぐ食器を拭くとなると時間がかかる

②洗ったばかりの食器を拭いていると、ふきんがすぐに湿ってしまい、きれいに食器が拭けない

 

これらのメリットは私にとって素晴らしいものでしたが、それ以上に、今までほとんど必要のなかった「食器拭き」という家事の手間やストレスが増えてしまうのではないかと思うと、なかなかマットなし(もちろん水切りかごもなし)の生活には踏み切れませんでした。

 

実際に使わないで生活してみて

 

水切りマットを使わない生活を始めて、3~4日が経ちました。

 

食器を洗ってからすぐ拭くのも挑戦しようと思いましたが、チャレンジを始めてから最初の食器洗いで、「やっぱりめんどくさい!」と思い挫折。

結局、食器の大半は自然乾燥で乾かしています。

カトラリーなど、細かくて口をつけるものは、他の食器や調理用のざるの中に入れて乾かすようにしているので、マットがなくても、調理台に直置きせずに自然乾燥ができています。

 

食器を自然乾燥でしばらく出しっぱなしにしている状態は今までと変わりませんが、食器置き場であるマットがなくなったことで、今までよりもまめに食器を片付けるようになりました。

料理をする前には一度食器を片付けるようになり、調理スペースを広く使うこともできるようになりました。

 

さらに、思いがけない成果もありました。

 

今までマットが吸っていた、洗い立ての食器についている水が直接調理台に落ちるようになったので、それを拭くための台ふきを、水切りマットがあった位置に置くことにしたのですが・・・。

(台ふきは新品ではなく、古くなったハンドタオルの使いまわしです)

台ふきを目立つ場所に置いたことと、調理台に垂れてしまう水が目立つことの相乗効果で、今までよりもまめに調理台を拭くようになりました。

おかげで調理台がきれいになり、使っていて気持ちいいです。

 

おわりに

 

捨てようか迷っているものを、いきなり捨ててしまうのは勇気がいります。

それがなくなった分、生活が不便になって後悔するかもしれないと思うからです。

 

しかし、それを使わないで生活するチャレンジをするだけなら、やっぱりそれがないと不便だと思ったとき、いつでも元の生活に戻すことができます。

実際にやってみることによって、思いがけない成果が得られるかもしれません。

 

ただし、一つだけ注意点があります。

捨てようか迷っているものをしばらく使わないチャレンジは、期間を区切って行うほうがいいということです。

期間を区切らないと、いつまでも捨てるか残すかの決心ができないままになってしまうからです。

 

もし、捨てることを後悔するのが怖くて捨てられないものがあるのなら、一定期間使わないチャレンジをしてみて、本当に後悔するかどうか、試してみてはいかがでしょうか?